バリアフリー住宅設計例

本住宅は50代の夫婦が暮らす事務所兼住宅である。
既存の住宅の隣に建設し、廊下により室内でつなげている。
現在は夫婦とも健康に暮らしているが、将来のことを考えバリアフリー対応住宅として
設計している。
■外観
 構造: 鉄骨造3階建
 1階は駐車場
 2階はオフィス
 3階が住居になっている。
 右に見えるのは子供世帯が住む既存の
 住宅で廊下でつながっている。
■玄関アプローチ
 ポーチにはトップライトからやさしい光が
 差し込む。                 
■玄関ホール
 3層吹抜けの大空間はサッシから
 差込む光でより広々と感じられる。
■玄関ホール
 子供世帯より玄関ホールを見る。
 地盤差があるため階段でつながっている。
■3階ホール
 3階廊下より吹抜けを見る。
 吹抜け天井にあるのは天窓。
 天窓からの採光により室内は非常に明るい。
■廊下
 窓側の棚は、将来的には取り外して
 廊下幅を広くし、手すりを取付けられるように
 設計している。
■トイレ入口
 吊戸式の引き戸なので床面に段差は
 全くない。
■トイレ内部 
 トイレ内には手すりを設置している。
 冬の寒さも考慮しパネルヒーターも
 設置している。
■洗面所入口
 各部屋の入口は全て段差を無くしている。
■寝室
 夫婦の寝室には洗面・トイレ・シャワーユニットを
 隣接させているので冬の朝も暖かく利用できる。                  
■シャワーユニット
 将来的な対応として設置したが
 夏にはちょっと汗を流すのに便利で
 よく利用されている。
■屋上 
 2階屋上は屋上緑化しガーデニングが
 楽しめるようになっている。
 南アルプスの眺望や夏祭りの花火を
 楽しんでいる。